2010年04月22日20時40分

ダークナイト

監督/クリストファー・ノーラン
CAST/クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート、マギー・ギレンホール、ゲイリー・オールドマン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン

完成を待たずに急逝してしまったヒースレジャーが高評価であるこの作品。
新生バットマンシリーズの2作目。
1作目、観てないせいか、微妙に入りずらかったかな。
冒頭の強盗シーンは、そのテンポの良さに惚れ惚れしましたが、あとはちょっと短調だし暗いしで、あまり盛り上がれませんでした・・・。
いや、暗いのは好きだけど、どうせ暗くするならもっとなんかドロッドロに暗くしてもらわないと。
ヒロインがマギーになっちゃったのも・・・嫌いじゃないけど・・・あまり美人じゃないから・・・。

クリストファー・ノーラン監督、メメントは好きなんだけどな〜。
2010年04月14日00時52分

シャッター アイランド

2010年公開
監督/マーティン・スコセッシ
CAST/レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ベン・キングスレー

さすがにスコセッシ監督、レオの使い方を心得とる 笑。
「結末は話さないでください。」って最初に出す映画は、大抵そこまで驚かないと言うか、最初に言うから期待値が上がってこけるんじゃん、と思うのですが。
そんなわけで、ちょっとオチは最初に察しちゃったんですけど。
これでアタリだったら単純過ぎるからそんなわけないと思ったらやっぱりそうだった 笑。

でも、面白いです。
レオナルド・ディカプリオ、やっぱりスターだなあ。
上手いもんね。目が離せないです。
顔の幅がぐんぐん広くなっても、やっぱりどこか女性を惹き付ける繊細さを持ち合わせていて、グッときちゃうんですよね。
このままきっといいオヤジ俳優になるに違いない。

夢の中で、灰が降る中の妻と逢瀬のシーンが、最高にキレイで切なかったです。
全体的に幻想的な撮り方をしていて、どこのカットをとっても、素晴らしかったように思います。
2009年08月01日14時36分

アマルフィ 女神の報酬

2009年公開
監督 西谷弘
CAST 織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市、大塚寧々、伊藤淳史、小野寺昭、平田満、佐野史郎、福山雅治
http://www.amalfi50.jp/

豪華なだけかと思ったら、面白かったです。
やっぱり織田裕二ってカッコいいな・・・。
カッコいいオジサンに・・・いや、まだオジサンと言っては失礼か。
でもいい感じで年を重ねている気がします。
ちょっと痩せたのかな〜。クールなキャラと相まって、ストイックな色気がムンムン。
たまりませんね。
福山雅治のチャラッとした色男との対比で、ハードボイルドな味付けが加算されているのも見逃せません。

しかし、ノウイングの時も思ったけど、「母親=母性による愚かな行動」という定石が気に入らないんだけど、実際母親ってのはそういうもんなんでしょうかね〜。

サラ・ブライトマンの「Time To Say Goodbye」は、もういいよってくらい流行ったけど、やっぱり良かったです 笑。

外国人が撮る日本の風景が新鮮なように、日本人が撮るイタリアの風景が妙に普通なのは、興味深いですね。
何が違うのかなあ。
あ、俯瞰のシーンでピントの合ってない感じが、わざとかもしれないけど、目にストレスがかかって、少々つらかったかな。
2009年07月22日19時16分

ノウイング

2009年公開
監督 アレックス・プロヤス
CAST ニコラス・ケイジ、ローズ・バーン、チャンドラー・カンタベリー、ララ・ロビンソン
http://knowing.jp/

いや〜、なんていうか、ビックリな展開で、なんだなんだって感じですが、とにかくチャンドラー君がバリカワ。
あの子に泣かれたら、全てを投げ打ってでも守ろうと思う。
いやマジで。
そのくらい可憐でした。
巧かったなー。あの泣き方。

今日、皆既日食でしたけど、実際人間がこうして生きて繁栄してるのなんて、奇跡みたいなもんなんですね。
神とか宇宙人は信じてませんし、選民思想もないので、ちょっとこの映画のテーマは共感できなかったですけど・・・。
2009年04月05日13時30分

ワルキューレ


(c)2008METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.ALL RIGHTS RESERVED
2009年3月20日よりTOHOシネマズ 日劇 ほか全国ロードショー
監督 ブライアン・シンガー
CAST トム・クルーズ、ケネス・ブラナー、ビル・ナイ、パトリック・ウィルソン、スティーブン・フライ、トム・ウィルキンソン、カリス・ファン・ハウテン

ドイツの名誉をかけた、最後のヒトラー暗殺計画。
87654この話のつらいところは、史実に基づいているだけに、結果が分かっていること。
なんかもう、観ていてむなしいというか。
これぞまさにぬか喜び的シーンなんて、哀れで見ていられなかった。
しかも映画を見ている限り、その暗殺計画、なんか穴だらけ?という印象が拭えず、そこが残念。
実際は、ヒトラーは本当に「奇跡的に」助かっていて、部下が4人もなくなっているそうですから。
ヒトラー政権下、息を殺して暮らしている人々の重苦しい雰囲気。
絶望の中から搾り取ったような希望だったワルキューレ計画。

ふと、日本のすぐ近くの国のことを思い出しました。
あの国の人々は、どう思って暮らしているのだろう。
弾道ミサイルは、どこへ行ったのでしょうかねえ。

ところで、この映画を観ていて、しばらくしてから気付きましたが、これは制服萌え的な要素もありますね。
いや、すみません、そこちょっと、ときめいた。
制服のストイックさは、全てを超越して美しいです。
トム・クルーズ演じるシュタウフェンベルク大佐の清冽で鋭利な性格と相まって、非常に美しい存在になっておりましたよ。
トム・クルーズ、プライヴェートでは変なオジサンだけど、やっぱりカッコいいんだなあ。
2009年03月17日11時26分

ダウト −あるカトリック学校で−



2009年公開(ソラリアシネマで公開中)
監督 ジョン・パトリック・シャンレィ
CAST メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・アダムス、ヴィオラ・デイヴィス

すごいです。
演技が。
あの長台詞の応酬は、火花バチバチの迫力満点で、固唾をのんで見守るしかなかった。
あれは元々舞台劇ならではのシチュエーション。
役者の本領発揮ですね。
マンマミーア!のメリルを観たあとだけに、なんだか安心感が・・・やっぱりこういうのが良いよ!
勿論、彼女だけでなく、主要キャスト4人が、それぞれすばらしい演技をしていたと思います。
ママ役のヴィオラ・デイヴィスの、感情が抑えられなくなってきてだんだん粗野な気配が出てくるあたりとか、地味かもしれないけどすごいな〜と思いました。
映像も音楽も良かった。

ストーリーも、秀逸。
いろんな観点から観れて、人によってずいぶん感じることが違ってくるのがユニーク。
一緒に観に行ったカナエちゃんが、アタシと全然違う感想なんだもん。
アタシは、当時のカトリックの男性社会に反感を覚えて、どっちかというとメリル寄りでした。
「うわ〜イヤな人。」って最初は思っていたメリル演じるシスター・アロイシアスだけど、彼女は彼女の信念に則って、あえて恐れられる存在にその身を置いてる気がして。
しかし、フィリップ・シーモア・ホフマン演じるフリン神父の弁舌はグッとくるんですよねえ。
情熱と誠意があり、世俗に理解を示し、新しい世界を受け入れる柔軟性も持っていた、すばらしい神父なんです。
基本的には。
だからこそ、何の疑いもなく男性上位の価値観なのが、カチンときたのかも。
で、メリル側で考えちゃったかも。

確証のない疑惑は、放っておくと肥大して飲み込まれ、人を孤独にする、とても恐ろしいもの。
かといって、エイミー・アダムス演じるシスター・ジェイムズのように疑わないのも、危なっかしくて・・・。
だって、この映画の場合、守るべきなのは子ども達なんです。
子どものことを考えると、アタシはシスター・アロイシアスを否定できない。
たとえ、子どもに非があったとしても。
子どもの全ては大人の責任だと思っているから。

そんなこんなで、観終わったあともいろいろ考えちゃって、別の見方もしてみたりして、味わい深い映画です。
2009年03月01日16時31分

ノーカントリー



2008年公開
監督 ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
CAST トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ウディ・ハレルソン、ケリー・マクドナルド

マフィアの死闘の現場から現金を横取りした男を、殺し屋が追う、追跡劇であるこの映画。
どっちも悪者なので、観てる方は完璧に傍観者の気持ち。
トミー・リー・ジョーンズ演じる保安官と一緒に、外から眺めているだけ。

横取り男のモスの、"平凡な男"とは思えないほど悪知恵が働く逃げっぷりに、「前科あるでしょ。」と思いつつ、殺し屋シガーのやりたい放題にあっけにとられながらも、いつのまにか、目が離せなくなってしまいます。

それにしても、ハビエル・バルデムって、実際はラテン系のイイ男なんですよね?
いや〜もう、髪型1つでこんなにおかしくなるなんて・・・笑。
いや、髪型だけじゃないんですけどね。そのキャラクター、演技も含め、不気味な存在に仕上がっております。
でもちょっとキュートな気もするんだけど。
怖いけど、ちょっとだけね、"天然"のニオイがします。
ま、それも怖いんだけど、結局は。

結末が、とても印象的。
2008年09月29日15時55分

容疑者Xの献身



2008年10月4日 公開
監督 西谷弘
CAST 福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、松雪泰子、堤真一
劇場 天神東宝、ユナイテッド・シネマ 福岡、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13 、TOHOシネマズ トリアス久山、ワーナー・マイカル・シネマズ 福岡ルクル 他
http://yougisha-x.com/

試写で、観てきました。
小説も読んでないし、テレビドラマも観てないんですが、十分楽しめました。
もうね〜、堤真一と松雪泰子の役者ヂカラに感涙ですよ。
お腹いっぱい堪能しました。
堤さんなんて、いつもはあんなに男臭くてかっこ良くて色気があるのに、あり得ないくらい冴えない男っぷり。
それに比べると松雪さんはまだおとなしい感があるけど、だいたいあのおとなしさ、薄幸さが、実はすごい演技だと思うんですよね〜。
もう精神状態ギリギリって感じが、めちゃくちゃ伝わってきました。
美男美女が、あれだけ色を殺せるって、やっぱりそれだけの力があるからですよね。
良いもの観たなあ。
最後は泣きました、ホント。
本来は、アリバイ崩しの謎解きを楽しむ映画なのかも知れないけど、アタシはこの2人のドラマ、演技がメインだと思う。

しかし、福山雅治は相変わらずカッコいいです♪
2人の熱演に押されて、天才物理学者のカリスマ性はちょっと薄かったけど。
2008年05月28日19時37分

アフタースクール



2008年公開
監督:内田けんじ
CAST:大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、常磐貴子、田畑智子

大泉洋はコメディ俳優として、最近盛り上がってますね〜。
嫌いじゃないです。
むしろ好きかも。

この映画、途中であっと驚いちゃう仕掛けがあるのです。
それはすごく楽しい。
笑っちゃうシーンも確かにあった。

しかしどこか違和感が・・・。
ああ!
佐々木蔵之介だ!
彼が演じる役が、ダーク過ぎるんですよね。
演じきっていて見事なんだけど、見事過ぎて、浮きまくり。
イヤな奴過ぎ。
もう不愉快指数MAXでしたよ。
あのいやらしいほくそ笑みは、演技としては最高ですが。
もうちょっとどこか弁解の余地残しとかないと、全体との調和が・・・。
と思っちゃいました、蔵之介さん。
2008年05月09日12時30分

薔薇の名前

1986年公開
監督:ジャン・ジャック・アノー
CAST:ショーン・コネリー、クリスチャン・スレーター

ウンベルト エーコの小説のほうはまだ読んでません。読みたいのですがちょっと気合いを入れないと読めなさそうで・・・。

映画のほうは、おどろおどろと暗いけどわりと簡単です。
ストーリーは宗教がらみの殺人事件推理もの、ってところでしょうか。
時代は中世、砒素とか異端審問官とか魔女狩りとか禁書とか、中世になくてはならないアイテム満載。
でも出てくる人物はみんな強烈に醜いおっさんばっかり。
舞台が修道院だから男ばっかりで当たり前なんですけど、けっこう視覚的にきついです(笑)
でも大好きなショーン・コネリーが観られるだけでアタシは満足。
この人はハゲのオヤジになってからが好き。
色気があるのに人間くさくて欠点もあるような役が、本当に似合うと思います。
しかも「忘れられない人」でアタシの胸を切なくさせたクリスチャン・スレーターも出てるし。
この映画の彼はまだ17歳。
ほっそりと美しい少年役で、瑞々しい感性が目と半開きの口に表れてるような感じです。
ポジションとしては少女のような可憐な見習い修道士。
カッパみたいな剃髪スタイルは、いっそ気付かないふりをします(笑)
アタシにとってはこの映画、色男鑑賞映画かもしれません。

「ダ・ヴィンチ・コード」を読んだ方ならわかる「薔薇」という隠語。
それをふまえると、最後の台詞がよりいっそうしっくりときます。
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