2010年03月19日11時11分

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

カテゴリ:ファミリー
監督/吉田大八
CAST/佐藤江梨子、佐津川愛美、永瀬正敏、永作博美

絶望的に才能がないのに女優を目指す長女。
父の再婚相手の連れ子で血の繋がらない長男。
と、結婚相談所経由で結婚した嫁。
暗い妹。

すっごく陰惨な話なんだけど、すっごく淡々とした明るくキレイな絵で撮っていて、それがハマりました。
面白い!
4人、どの人生を取っても主役はれちゃうくらい濃いし。
平凡と思ったら変だし、暗いと思ったら面白がり屋だし。
かなりサブなんだけど、永作博美が演じる嫁の人生が、実は一番孤独で悲しいんじゃないだろうか・・・。
痛い・酷いの最低女長女のラストの台詞、爽やかです。
佐藤江梨子がハマってました〜。
2010年01月18日01時41分

THIS IS IT

カテゴリ:泣いちゃいます
2009公開

最初は2週間限定公開だったのに、延長に延長を重ねて、今もやっておりますね。
ロンドンで実施予定だったコンサート「THIS IS IT」のリハーサル風景は、本当に貴重で感動するものであり、何度だって観たくなるので、延長は嬉しいけど、でもだったら最初から「限定公開」とか銘打たないで欲しいわ。と思ったり。
そういうのに、イヤラシさを感じてしまうから。
でもまあそれは置いといて。

中身は本当に素晴らしいです。
マイケルの、音楽に対する真摯な姿、繊細な感性、偉大な才能。
彼は色々いわれてきたけど、やっぱり希有な人だったんです。
そして、優しい人だった。
本当に力を持つ人は人に優しいというけれど、まさにそんな感じ。
「僕が側にいるから。」
と言う台詞に、もうボロ泣きですよ。
自分の力が人にそれがどう影響するのかを知っており、その力で、人を支え守ろうとする姿。
そう簡単に出来ることじゃないと思いました。

でもね、端々に出ている脆さが痛々しいというか、壊しそうで緊張するというか・・・そういう緊迫感も感じたなあ。
才能を持つ人というのは、その絶大なる力のせいで、例外なく、アンバランスな存在なのかも知れない。
2010年01月17日13時41分

アバター

カテゴリ:ファンタジー
2010公開監督/ジェームズ・キャメロン
CAST/シガニー・ウィーバー、ゾーイ・サルダナ、サム・ワーシントン、スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョヴァンニ・リビシ

内容は正直、かなり薄いというか、ないというか・・・なんですが、映像は確かにすごくキレイでした!
さすがジェームズ・キャメロン。
異形との交流は『ダークエンジェル』からの流れかしら。
いやいや、元々多いのか、この監督の作品に、そういうの。

3Dで観たんですが、アタシの目の処理能力では、やはり少々追いつかず、頭痛が。
普通で十分かも知れない。
でもとにかくキレイです。
こんな世界、あったら楽しいだろうなあと思います。
異形なのにヒロインのネイティリが、どんどん可愛く見えてきちゃうのが、良かったな〜。
内容がもうちょっと複雑だったりしたら、言うことなしだったんだけどな〜。
2009年09月07日15時33分

キャデラック・レコード〜音楽でアメリカを変えた人々の物語〜

カテゴリ:クール!
2009年公開
監督 ダーネル・マーティン
CAST エイドリアン・ブロディ、ジェフリー・ライト、ビヨンセ・ノウルズ、ガブリエル・ユニオン、コロンバス・ショート、セドリック・ジ・エンタテイナー、モス・デフ
http://www.sonypictures.jp/movies/cadillacrecords/

「ドリームガールズ」とけっこうかぶるんですが。
ビヨンセだし。

ただ、こちらのほうは差別問題をテーマに上げてあって、より社会的かな。
もう少し深く突っ込んでくれても良かった気もしますが。
チェスレコードのオーナー役の白人代表エイドリアン・ブロディが、なんかやたら影が薄かったのが、残念と言えば残念・・・。
あの下がり眉はやっぱりちょっと見るからに幸薄いのが似合うというか・・・負けちゃうのよね、パワフルなアーティスト達に囲まれると。
あ、差別社会を歌で変えると言えば、『ヘアスプレー』(http://movie.elf-fukuoka.com/?lid=39)も分かりやすくて、良いですよね。

しかしやっぱりビヨンセは歌姫ですね。
ぐっときまくりですもん。
因に、ハウリン・ウルフが好みです。
2009年09月02日01時26分

グッド・バッド・ウィアード

カテゴリ:彼に萌え
2009年公開
監督 キム・ジウン
CAST イ・ビョンホン、チョン・ウソン、ソン・ガンホ
http://www.gbw.jp/


うおおおおっ。
カッコいい〜〜〜〜!!!
ハチャメチャなストーリーに、ひたすらカッコいい男が約2名!
眼福でございます。
特にチョン・ウソン、アタシこの人すんごくツボなんですよ。
ちょっと頭良さそうで、ちょっと上品で。この「ちょっと」具合がなんともいい塩梅なんですよねえ。
「私の頭の中の消しゴム」でなんだこりゃ〜っと、その時も盛り上がりましたっけ・・・。
そんなチョン・ウソンがカウボーイスタイルで飛んだり跳ねたり。
たまりません。
青いストールがお似合いでございました・・・。

イ・ビョンホンは、立て続けに、ちょっといっちゃってる悪役を演じていて、確かに似合うけど、そろそろ違うのが観たいかな。
というか、悪役のイ・ビョンホンしか観たことないな〜アタシ。

しかし、演じていて一番美味しいのはやっぱりソン・ガンホだと思います。
この役は楽しかろう。
実際、物語を引っ張っていく役だし。
イイ男を引き立てつつも、ピンで立って一番パワフルなキャラでした。

ところでこの映画、色や美術、ファッションも格好良くて素敵なんですが、ただ1つ、靴があまり格好良くなかった気がする。西部劇に靴は重要ですから。そこがちょっと残念だったかな。
2009年08月30日23時52分

ノーボーイズ、ノークライ

カテゴリ:彼に萌え
2009年公開
監督 キム・ヨンナム
CAST 妻夫木聡、ハ・ジョンウ、チャ・スヨン、徳永えり、イ・デヨン、キム・ブソン、貫地谷しほり
http://www.noboysnocry.com/

妻夫木聡とハ・ジョンウの対比がとても面白い映画でした。
話はものすごーく、重いんですけどね。
母親に捨てられた記憶を持つ孤独な男と、捨てるに捨てられない家族を背負う男。
どん底で、馬鹿のフリして感覚を鈍化させつつ、その内側の柔らかい感受性が垣間見られる健気な2人。
違うようで似ているというか・・・。
あ、2人とも歌が上手かったなあ。

演技の性質の違いも際立って面白かったです。
表情で魅せる妻夫木聡と、全体の雰囲気でなんか出してるハ・ジョンウ。
2人があまりにも強過ぎて、チャ・スヨンが中途半端だった気はしましたが、柄本佑がちょい役だけど目立ってたかなあ。

結末は、好みが別れる所ですね。
若い頃はこういう終わりかた好きじゃなかったけど、今はけっこう好きかも。
2009年08月29日17時52分

ちゃんと伝える

カテゴリ:泣いちゃいます
監督 園子温
CAST AKIRA、伊藤歩、高岡蒼甫、高橋惠子、奥田瑛二
http://chantsuta.gaga.ne.jp/

やべー、全然分からん。
って感じだった・・・。
この監督の前作『愛のむきだし』(http://movie.elf-fukuoka.com/?lid=2771)は、すごーく好きだったんだけどなあ。

父が末期癌で余命幾ばくもない状況で、息子も末期癌だということが判明するという話なのですが、いろいろリアルじゃなかったのが、物語に入り込めなかった一因かと思います。
癌で苦しむ姿はあえてカットしたそうですが、それにしても、癌って言うけどなんの癌か言わないし、あまりにも省き過ぎていて・・・なーんかピンとこなくて。
すれ違ってばかりいた父の癌をきっかけに、親孝行をしようと心に決めた矢先、自分が先に死んでしまうという一番の親不孝をしてしまうかも知れないという、息子の苦悩が見え難かったかなあ。
その辺がひじょうにぼんやりしていたように思います。
あと、通夜に線香やらがないのも気になったかなー。
『愛のむきだし』で精魂尽き果てたからって、力抜き過ぎじゃないですか〜!?
興味深いテーマだっただけに、ちょっと悔しいです〜。

ただ、奥田瑛二と高橋惠子の夫婦の演技が良かったです。
これは泣けた。
それから、夕暮れの中の父と息子の背中に、本気で泣けた。
よく分からないなと思いつつ、それだけは泣けた。不思議なくらい、グッときました。
2009年08月28日15時02分

96時間

2009年公開
監督 ピエール・モレル
CAST リーアム・ニーソン、ファムケ・ヤンセン、マギー・グレイス
http://movies.foxjapan.com/96hours/

トランスポーターに引き続きまたもやリュックベッソン製作ものです。
主人公は仕事一筋だった故に、家庭を失ってしまった元CIA捜査官。
娘との時間を取り戻そうと仕事を辞めたものの、元妻は富豪と再婚しているし、なんかもうダメダメな感じで登場。
しかし、愛娘がフランスで拉致!
父、起動。
いや、闇のスキルは半端ないとか言うから、てっきりCIS捜査官時代の闇の人脈使って追いつめるのかと思ったら、全然違いました。
だってリュック・ベッソンだもんね。そういえば。
100%肉体派でした。
いや、ホント半端ない。
追いつめ方に無駄もないし。
カッコいいけど怖いよ、こんなお父さん。
2009年08月25日16時38分

トランスポーター3 アンリミテッド

カテゴリ:彼に萌え
2009年公開
監督 オリヴィエ・メガトン
CAST ジェイソン・ステイサム、ロバート・ネッパー、エリック・エブアニー
http://tp3.asmik-ace.co.jp/

相変わらずカッコいいですジェイソン・ステイサム。
演技力があるとは思えませんが、セクシーだから良いんだ〜。
そもそも「トランスポーター」はそういう映画だし。
ジェイソン・ステイサムの肉体を愛でる映画。
今回は、サービスショット満載でございました。
しかし、あんなに女にメロメロになってはいかん!!
そんな後ろから抱っことかフランクがしたらいかーん!
・・・嫉妬じゃなくてね?

そんな感じで、ストーリーなんて、もう二の次でした。
陰謀が意外と地味で単純なのが、好感あったかな。
ハリウッドだったら絶対兵器とかテロだもんね〜。

因に、この手のハゲが、実は結構ツボ。
2009年08月24日15時15分

南極料理人

カテゴリ:抱腹絶倒
2009年公開
監督 沖田修一
CAST 堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補、西田尚美、古舘寛治、小浜正寛、黒田大輔
http://nankyoku-ryori.com/

超オススメ。
めちゃくちゃ笑えます。
ほんわかアットホームでもあるけど、とにかく笑える!
たまらーん。
もう一回観たーい。
最高の布陣で臨んだ南極越冬チームですね。
ペンギンもアザラシもウイルスもいない氷の大地という密室でおっさん8人。
1mmの爽やかさもなく。
仕事は地味だし。
揉めたりもして。
それでも最後の、あの朝食の長回しシーン。
家族になってた。
お母さんもお父さんもいた。(いやホントアレはお母さんだよね 笑。)
それが可笑しくも心温まる、印象深い光景でした。
残念ながら、ご飯はそこまで美味しそうには撮れてなかったけど・・・。
早速原作も買っちゃいました。
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